Q&A
インプラントに関するよくある質問
当医院長:丹野努が相談員をしているHPのQ&Aです。ご参照ください。
- インプラント治療って何ですか?
- 歯根から欠損してしまった歯の代わりに、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に冠と呼ばれる被せ物(つまり歯です)を固定する治療法です。これによって生来の歯と同等の咀嚼が可能になります。入れ歯のように咀嚼(そしゃく)の度に痛むこともありませんし、自分の歯で噛んでいるという実感があるのが特徴です。
- インプラント治療は痛くないのでしょうか…?
- インプラント手術はほとんどの場合、局所麻酔にて行います。痛みがあるかどうか、というのは、確かに気になるポイントでしょう。「歯を抜くよりも痛くない」と多くの患者さんが仰っています。
個人により差はありますが、手術中に眠ってしまいそうになる患者さんもいらっしゃるほど、痛みの少ない治療法です(ただし、手術中の睡眠は危険ですので、眠気をこらえていただきます)。
また、術後に痛みや腫れが出ることはほとんどありません。
- インプラント治療に年齢制限はあるのでしょうか?
- お年寄りだからといって、インプラント治療ができない、ということはありません。
80歳以上の患者さんのインプラント治療も最近では一般的に行われています。ただし骨に人工の歯根を埋め込む治療法であるため、骨が完全に成長しきってからでなければ手術を行うことはできません。多くの医院では16歳以上を目安にインプラント治療を行っているようです。もちろん骨の成長の度合いには個人差がありますので、16歳が絶対的な基準というわけではありません。
- 骨に空洞があるとインプラント治療はできないと言われたのですが…。
- 現在サイナスリフト(上顎の骨を増やす手段)などのさまざまなGBR法(骨を増やす処置)が開発されています。専門的な技術を持つ医院であれば、骨を増やして空洞を埋めるインプラント治療を行うことができます。
- 保険は適用されますか?
- 残念ながら保険適用外の自費治療となります。ただしほとんどの場合、医療費控除の申請対象となりますので、年度末の申告により還付されます。還付額は、所得やその年度の医療費の合計額によるため、一概には言えません。
- インプラントはどれくらい持つの?
- インプラントは、インプラントのチタンと骨のカルシウムが結合します。1度骨と結合したインプラントが失敗する原因は、細菌による攻撃と自分自身の噛む力によるものです。ですから、ちゃんとかみ合わせを調整して、細菌をコントロールしておけば一生持たせることも可能です。
ちなみに10年間の成功率は95%くらいで、これはブリッジや入れ歯の成功率よりもはるかに高い数値です。
- インプラントのお手入れは大変なの?
- インプラントを入れたら、頑張ってお手入れしなくてはならないから嫌だという人が
いますがそれは間違いです。インプラントを入れようが、入れまいが今よりも細菌を
ちゃんとコントロールするようなお手入れをしなければ歯がなくなるのを防ぐことは
できません。
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